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[あまりもので作るシェフトースト]1日目|目玉焼きのアヒージョトースト。

[あまりもので作るシェフトースト]1日目|目玉焼きのアヒージョトースト。

お昼ご飯。冷蔵庫のあまりものをあさっては、トーストを焼く毎日。お店にあるあまりもの食材で喫茶店長がつくる、お手軽こだわりトーストレシピをご紹介します。     アヒージョトーストの魔法 冷蔵庫のタマゴを見つめます。 お店に必ずあるといえば、筆頭のタマゴ。お菓子作りには欠かせない材料なのでストックのない日はありません。 あまりもののタマゴが今日の主役です。 冷蔵庫をのぞいてタマゴがあまっていたらチャンス。アヒージョトーストは、タマゴの可能性を引き出す魔法の一品なのです。   まずは、オーリーブオイルにガーリック。とはいえ営業中のニンニクは、ちょっとね。 なくても大丈夫。パンチが減る分、シンプルな塩胡椒にパセリやバジルでも美味しいのです。     さて目玉焼きがお好みの加減で焼けたら、お皿によけておきます。   続いて余ったオリーブオイルをトーストに吸わせます。フライパンに投入!塩気のあるオイルなのでしっかり味がつきます。     あとは揚げるように両面に焼き目をつけたら。目玉焼きをのせて完成! オリーブオイルとガーリックのアヒージョソースで、しっかり満足な旨みのアヒージョトーストの出来上がり。     【目玉焼きのアヒージョトースト】 ○ たまご・・・ 2個 ○ オリーブオイル ・・・ 大さじ3...

[あまりもので作るシェフトースト]1日目|目玉焼きのアヒージョトースト。

お昼ご飯。冷蔵庫のあまりものをあさっては、トーストを焼く毎日。お店にあるあまりもの食材で喫茶店長がつくる、お手軽こだわりトーストレシピをご紹介します。     アヒージョトーストの魔法 冷蔵庫のタマゴを見つめます。 お店に必ずあるといえば、筆頭のタマゴ。お菓子作りには欠かせない材料なのでストックのない日はありません。 あまりもののタマゴが今日の主役です。 冷蔵庫をのぞいてタマゴがあまっていたらチャンス。アヒージョトーストは、タマゴの可能性を引き出す魔法の一品なのです。   まずは、オーリーブオイルにガーリック。とはいえ営業中のニンニクは、ちょっとね。 なくても大丈夫。パンチが減る分、シンプルな塩胡椒にパセリやバジルでも美味しいのです。     さて目玉焼きがお好みの加減で焼けたら、お皿によけておきます。   続いて余ったオリーブオイルをトーストに吸わせます。フライパンに投入!塩気のあるオイルなのでしっかり味がつきます。     あとは揚げるように両面に焼き目をつけたら。目玉焼きをのせて完成! オリーブオイルとガーリックのアヒージョソースで、しっかり満足な旨みのアヒージョトーストの出来上がり。     【目玉焼きのアヒージョトースト】 ○ たまご・・・ 2個 ○ オリーブオイル ・・・ 大さじ3...

[手しごとの手帳記録]文月|旬のすももで、ピンク色のかわいいシロップ作り。

[手しごとの手帳記録]文月|旬のすももで、ピンク色のかわいいシロップ作り。

暮らしの中で、”ちょっとしたひと手間をかける”。そんなに頑張らなくてもいいから、わくわくすることを少しだけ。あっという間に過ぎていく日々を大切にしたい、手しごとの記録。     文月— スーパーを歩いていたら真っ赤なすももを発見。     見つけるとつい手に取ってしまうわたしのお気に入りの果物のひとつ。子供の頃、家にすももの木があったときはそんなに好きじゃなかったのに。今はわざわざ買っています—。     さて、どうやっていただこうか。せっかく色味のきれいなものを見つけたから、それを活かしたいな…。     よし決めた!今日はピンクでかわいい「すもものシロップ」をつくろう—。     作るのは、長期間漬け込んだりしない煮るだけのお手軽シロップ。まずは、せっせと種を取っていきます。     小さな果物の処理って時間がかかるけど、無心で作業するのも案外すき。     いい香り..。このまま食べたくなっちゃう。     実は大きく残したいから、さっと煮ることにします。     そうそう。ピンクのシロップにするポイントは、皮も一緒に煮ること。舌触りを考えて最後は取っちゃうんですが、一緒に煮ることで鮮やかな色が出るんです。  ...

[手しごとの手帳記録]文月|旬のすももで、ピンク色のかわいいシロップ作り。

暮らしの中で、”ちょっとしたひと手間をかける”。そんなに頑張らなくてもいいから、わくわくすることを少しだけ。あっという間に過ぎていく日々を大切にしたい、手しごとの記録。     文月— スーパーを歩いていたら真っ赤なすももを発見。     見つけるとつい手に取ってしまうわたしのお気に入りの果物のひとつ。子供の頃、家にすももの木があったときはそんなに好きじゃなかったのに。今はわざわざ買っています—。     さて、どうやっていただこうか。せっかく色味のきれいなものを見つけたから、それを活かしたいな…。     よし決めた!今日はピンクでかわいい「すもものシロップ」をつくろう—。     作るのは、長期間漬け込んだりしない煮るだけのお手軽シロップ。まずは、せっせと種を取っていきます。     小さな果物の処理って時間がかかるけど、無心で作業するのも案外すき。     いい香り..。このまま食べたくなっちゃう。     実は大きく残したいから、さっと煮ることにします。     そうそう。ピンクのシロップにするポイントは、皮も一緒に煮ること。舌触りを考えて最後は取っちゃうんですが、一緒に煮ることで鮮やかな色が出るんです。  ...

[店長日記]01| 7/7 Sun.| 人生にはバランスを。

[店長日記]01| 7/7 Sun.| 人生にはバランスを。

毎朝、店の扉を開けるたびに、ささやかな一日のはじまりに少しだけ心がおどる。格子窓しかない暗い土蔵に差し込む光に目をやり、珈琲を淹れる。今日があの頃になるときに、思い出せるように。   人生にはバランスを。 はじめましての方もお久しぶりの方も。喫茶エントワ、siromono店長の和田と申します。 IT業界で独立した20代前半。未経験のまま家業の喫茶エントワを引き継いで約7年、自分の興味が広がるままに店づくりをしてきました。 初めてのことばかりで充実した日々と、夢に出るほどたくさんのことを学ばせてもらいながら、スタッフとともにほそぼそと営んでいます。 基本的には動き回る人間ですが、夢は小さな小屋で静かに暮らすこと。好きな物と少しばかりこだわった食事と音楽と、時折訪れる友人と過ごすことです。 なにかためになることをお話しできる人間ではないので、日常のあれこれを書くだけの日記を、趣味としてはじめます。     2024/7/7 Sun — 子どもが産まれてから怒涛の日々を過ごしている—。 3歳と1歳の二人娘。まだ3年と思う反面もう3年という気持ちで、お店も暮らしも、大なり小なり悩みや楽しみを持ちながらやってきた。 昔からキャパシティはある方だと自分では思っていて、目先をひとつひとつ良い方向にと思って過ごしている。だから子どもが生まれるときも大変だとは考えておらず、なんなくいけると思っていた。 今思うと完全に舐めていた。自分は歳を取りすぎたと思うくらい、日々汗拭いて過ごしている。それで一番思うことは自分の時間が限りなく少なくなっているということ。世の中のお父様、お母様いつもご苦労様です。 キャパがあろうが1日の時間はそれほど増やすこともできず、外でも家でもやりたいことは無数にあって、一個一個を最速最短で終わらしても終わりは来ない。 思い返せば昔の自分はとんでもなく自由に時間を生きていたのだと気づいた。     年末久しぶりに大学時代の友人と飲んだ。「あれまだやってる?」に対して「もうずっとやってないな」と口にして思い出した、かつてはできていて今やれていないこと。 一、本を読むこと。二、好きな音楽に浸ること。三、火を囲むこと。四、書くこと。今となっては、時間があったとしてもやりたいのかと聞かれたら「はてな」が湧くようになってしまった。 悲観はない。子どもがいて、新しい生活に変わったことで気づく感性と喜びと、そんなものにあふれている。 でもやっぱり、こうして書いていると、できていないことはどれも自分をチューニングするのにとても良い時間だったのだと思う。     平日の朝8時、子どもを送る車の中から見る人たちは、それぞれに忙しそうだ。 チャイルドシート付きのママチャリを盛り漕ぎする女性が、信号待ちでなにやら紅茶らしきものを買っていた。ちょっとの待ち時間に一口。それはそれは美味しそうに。それを見て、バランスがあるから頑張れるのだと思った。 忙しいと、なくてもいいことから優先度をつけて消していくけれど、一見意味のないようなことがとても大事なものだったように思う。...

[店長日記]01| 7/7 Sun.| 人生にはバランスを。

毎朝、店の扉を開けるたびに、ささやかな一日のはじまりに少しだけ心がおどる。格子窓しかない暗い土蔵に差し込む光に目をやり、珈琲を淹れる。今日があの頃になるときに、思い出せるように。   人生にはバランスを。 はじめましての方もお久しぶりの方も。喫茶エントワ、siromono店長の和田と申します。 IT業界で独立した20代前半。未経験のまま家業の喫茶エントワを引き継いで約7年、自分の興味が広がるままに店づくりをしてきました。 初めてのことばかりで充実した日々と、夢に出るほどたくさんのことを学ばせてもらいながら、スタッフとともにほそぼそと営んでいます。 基本的には動き回る人間ですが、夢は小さな小屋で静かに暮らすこと。好きな物と少しばかりこだわった食事と音楽と、時折訪れる友人と過ごすことです。 なにかためになることをお話しできる人間ではないので、日常のあれこれを書くだけの日記を、趣味としてはじめます。     2024/7/7 Sun — 子どもが産まれてから怒涛の日々を過ごしている—。 3歳と1歳の二人娘。まだ3年と思う反面もう3年という気持ちで、お店も暮らしも、大なり小なり悩みや楽しみを持ちながらやってきた。 昔からキャパシティはある方だと自分では思っていて、目先をひとつひとつ良い方向にと思って過ごしている。だから子どもが生まれるときも大変だとは考えておらず、なんなくいけると思っていた。 今思うと完全に舐めていた。自分は歳を取りすぎたと思うくらい、日々汗拭いて過ごしている。それで一番思うことは自分の時間が限りなく少なくなっているということ。世の中のお父様、お母様いつもご苦労様です。 キャパがあろうが1日の時間はそれほど増やすこともできず、外でも家でもやりたいことは無数にあって、一個一個を最速最短で終わらしても終わりは来ない。 思い返せば昔の自分はとんでもなく自由に時間を生きていたのだと気づいた。     年末久しぶりに大学時代の友人と飲んだ。「あれまだやってる?」に対して「もうずっとやってないな」と口にして思い出した、かつてはできていて今やれていないこと。 一、本を読むこと。二、好きな音楽に浸ること。三、火を囲むこと。四、書くこと。今となっては、時間があったとしてもやりたいのかと聞かれたら「はてな」が湧くようになってしまった。 悲観はない。子どもがいて、新しい生活に変わったことで気づく感性と喜びと、そんなものにあふれている。 でもやっぱり、こうして書いていると、できていないことはどれも自分をチューニングするのにとても良い時間だったのだと思う。     平日の朝8時、子どもを送る車の中から見る人たちは、それぞれに忙しそうだ。 チャイルドシート付きのママチャリを盛り漕ぎする女性が、信号待ちでなにやら紅茶らしきものを買っていた。ちょっとの待ち時間に一口。それはそれは美味しそうに。それを見て、バランスがあるから頑張れるのだと思った。 忙しいと、なくてもいいことから優先度をつけて消していくけれど、一見意味のないようなことがとても大事なものだったように思う。...